随分期間が開いてしまった気がしますが、HGUCサザビー塗装編です。
「やっと塗装かよ」というツッコミが聞こえて来そうですが、塗装は週末しか出来ない上、外出予定があると更に延びるという状態です。
その為、どうしてもこんなペースになります。
さて、ブログ開始初の塗装になりましたので、塗料のレビューも兼ねて記事にしていきたいと思います。
筆塗りか、エアブラシか
筆塗りにするか、エアブラシでの塗装にするか迷った挙句、エアブラシで塗装する事にしました。
一応筆塗りも練習してみたのですが、塗膜がどうしても厚くなってしまい、難しいな...という判断に至りました。
塗料の選択
塗料はラッカーを使いたい所ではありますが、家族からの視線が厳しい為、断念しました。そこで何とか理解を得る事が出来た、クレオスさんの水性ホビーカラーを使用する事にしました。
2019年にリニューアルされた事で、性能がかなり向上したと言われておりますので、今回実際に使用してみて、自分の目で確かめていきたいと思います。
結構楽しみです。
水性ホビーカラー サーフェイサー1000を塗装
水性塗料を使うという事になりましたので、サーフェイサーも水性を使用する事にしました。
まずはクレオスさん公式の希釈率目安でもある、1:1の割合で吹いてみました。
ちなみにコンプレッサーは、クレオスさんのL5を使用しています。
水性っぽい食い付きの悪さを感じますが、許容範囲という感じです。
実際に吹いてみた感じから、1:1よりも少し濃いめが良さそうに感じましたので、濃度を調整して吹きました。
水性ホビーカラー サーフェイサー1000をエアブラシで吹いた感想
食い付きや隠蔽力をラッカーと比較すると、どうしても弱く感じてしまいますが、あくまでもこちらは水性塗料なので十分という感じでしょうか。
サザビーの胴体部分へのサフ後
軽く全体に慣らす感じで吹いたあと、2回目、3回目と塗り重ねる必要があり、ラッカーの様に1回で強く隠蔽してくれるというわけではありませんでした。
匂いについて
水性ホビーカラーの溶剤の匂いはあるので、もちろんダメな方もおられるとは思いますが、ラッカー比較で匂いがかなり軽減されているのが嬉しい所ですね。
塗膜強度について
塗膜強度はラッカー塗料程強くはないものの、十分な強度だと思います。完全乾燥後は、爪で軽く擦ったりする程度では剥げませんでした。
ただ、性能が上がったとは言うものの、あくまでも水性塗料という事を忘れずにいようと思います。
※特に間接等の、よく擦れる可動部に塗装する時は要注意、という感じですかね。
最後に
ラッカーと比較して、この使い勝手の良さと引き換えなら仕方ないかなと感じました。
個人的には、溶剤の匂いが大幅に軽減されているだけでも嬉しい所です。
全体的に厳しい目線で評価したつもりですが、想像よりも遥かに良かったと感じています。
私自身、今後も水性ホビーカラーをメインにしていくと思います。
随分と長い記事になりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。